TOSSの問題点

TOSS(Teachers Organization of Skill Sharing=教育技術法則化運動)の一番の問題点は、次の二つに原因があるんだとおもう。
一つめ、「ヒエラルキーが出来あがちゃってるってこと」
二つめ、「手法の評価システムが働いていないって事」
目的は正しいと思うよ? 新人教師でも安定した手法が実施できるという点では、全国で行われている教育というサービスの質を一定に保つ(若しくは向上させる)という点で評価できます。
次に、ネットを介して情報を公開する仕組み、常に鮮度ある情報がフィードバックさせやすいという点で評価できると思う。また、ネットに接続さえ出来ればそれ以上の金銭は発生しないしね。
目的と手法は正しいのに、このような悪弊が出来るってのはシステム側の問題でしょう。
ということで、調べてみた。

問題の一つめ、ヒエラルキーがあるという事。

TOSS授業技量検定なるものが存在する(TOSS授業ライセンスとも言うらしい)。ここが第一の問題だ、下は35級から上は八段まで43段階の階層が存在するわけですね。当たり前な話し、階層上の人の方がエライ!(下位者の昇段試験をする事が出来るって仕組みらしい)

問題の二つめ、手法の評価システムが働いていないって事

ヒエラルキーが出来ている以上、上位者に対して意見を言えなくなってるのか? 上位者の作った授業方法が果たして効果的なのか(科学的)計量が為されていないと言うこと。
もう一つは、ネットによるリンク制(つまり、外部リンク)のためその評価手法がフィードバック出来ない仕組みになっている。
フィードバックできないようなシステムに果たして発展はあるのか非常に疑問。

補足的な問題。

リンクポリシーにね

(四)無断リンクを発見した場合
1)企業、教育に関係のない団体組織、反TOSS団体のサイトの場合、厳重に削除を申し入れさせていただきます。
2)公的教育機関、教育団体組織の場合、まず一旦削除をお願いし、改めて原則に従ってリンクのご依頼をお願いしております。

ってあるのボスケテ*1!>高木先生!にやんわり殴り込みして欲しい*2です。と誰か伝えて(笑)

取りあえず

この件についてはもう少し調査の必要性があるのでメモ書き程度。
もしかして、実は、補足的な問題で取り上げたような、「反論を受け容れられない」体質が一番自浄能力に劣るんだろうね!
批判を受け付けないでどうやって反省してフィードバックさせるのさ?

*1:と、言いつつ堂々とリンクしてみるよ!

*2:高木浩光先生はモヒカン族の闘士です。