年功序列型と成果報酬型

成果主義を導入しても年功序列の給与が根強いと言うわけではない。
長く働いた人が必然的にその業務に精通し結果として成果が上がるから、その成果に対しての報酬」
として、高い給与が支払われるのだ。また、人生経験も重要という認識だと思う。
ただ問題は、パイプの目詰まりのように高年齢層が詰まっていて、なかなか減らない辺りが問題点だ。
会社が支払える給与は有限で、%で支払われる。そのため若い人に高い給与を支払うのが難しいのだと思う。
パイプの目詰まりの原因は再就職の難しさが挙げられる。
0x20歳(つまりアレだ32歳)以降の年齢の雇用の需要は少ない。
それ故、会社にしがみつく(いや、その会社や業界に対して知識があるのだから抜けられても困るのだが)
善悪ではなくシステムとしてそうなっているだけだ。現状では効率が良いと言うだけ。

成果主義賃金制度を導入した企業においても、「昇進昇格制度」は今もなお大半の企業で根強く、年功序列制度に基づいているのです。仕事で高い実績を出せば、昔よりは成果給として人より多い昇給があるかもしれませんが、それほど極端に高い金額ではありません。一方、昇進昇格は依然として年次管理が基本であり、特に大企業においては管理職への昇進が非常に早くなったということはありません。