自分の子飼いの社員をダメにする上司の典型

はん! こんなのがマネジメントだって?
会社をなめんな!
上司の言うことを聞くだけのイエスマンが良い社員だとでも考えて居るんだろうか?

吐き気すら覚える。
あまりに、無知で下劣極まりない。人としての品格を疑わせる。
 
こちとら零細でも一国一城の主として言わせてもらうが、従業員は上司の言うことを聞くのが仕事ではない。
職務として与えられた業務を如何に効率的かつ効果的に処理できるかが社員の質である。その際に、上司の意向も考えるのは業務遂行に当たって円滑にするための手法であって、目的と手段をはき違えてはならない。社員にとって上司の言うことを聞くというのは、何かの失敗があったときにおっかぶせることができるという意味での保険でしかない。
会社が求める上司の職能は責任の拠り所としての機能だけだ。だから、責任者ってのが上司と同義なんだよ!

 これ以降,坂本は私の言うことを何でも聞くようになりました。あんなに生意気だった坂本が,なぜ,芦屋の言うことをハイハイ聞くのか,周囲は不思議がりました。

 それは,私が,そういう工夫をしたからです。次長と部長には「口裏を合わせて」おきました。坂本に絶対OKを出さないようにお願いしていたのです。非常にみえみえの仕掛けなのですが,この方法はよく効きます。

 坂本との会話5分×2回。次長部長との口裏あわせ時間5分。合計15分で,坂本はすっかり素直になったのでした。

ハッキリ言おう、アンタがやったのはただのパワーハラスメントだ!
同じ仕事に向うにも、人によって様々な筋道があるんだから、人と違う視点を持った「坂本」君なんかは社内に於いてはトリックスターとして機能してもらうのが一番じゃないか。業務改革や改善には坂本君みたいな人材が一番だ。適材適所もできないような無能な肩書き付きなんかは無用でしかない。
自分の仕事に自信があって坂本君は行動してるんだから実際にやらせればいいじゃないか、失敗もさせてやれないような狭量な上司に部下が付いていくとでも思ってるのか(一回の失敗も許されないようなやばい会社だったりして)?
 
結果どうなったか? 自分の直属から3つ上までの上司の無能さに幻滅して、カバンの中に転職情報誌隠して、取りあえずハイハイ言っておいて虎視眈々と次の転職先を捜しているのが坂本君だろ。
終身雇用なんて時代は過ぎたんだよ。転職はキャリアをつぶすなんて幻想はこのオッサン世代の都市伝説なの。
年功序列にしがみついて成果主義を敵視してる感じが、過去にしがみつく哀れさを醸し出してるね。

芦屋広太氏とネクストエデュケーションシンクの共著「IT教育コンサルタントが教える 仕事がうまくいくコミュニケーションの技術(PHP研究所)」 が出版されました。

えーっと、談合の方法ですか?