オンライン上のアイテムは課税対象たり得るのか?

オンラインゲーム内の仮想財産は課税対象か--あるゲームマニアの挑戦 - CNET Japan

結局、eBayなどのオークションサイト上での取引を通じて、「World of Warcraft」「City of Heroes」「Star Wars Galaxies」といったオンラインゲーム内の仮想グッズの公正な市場価格が決まるため、数百万人のオンラインゲームプレイヤーが常に、総額数千万ドル、あるいは数億ドル分のデジタル資産を保有していることになる。(仮想グッズは)IRSが永遠に見過ごすことはできない標的だとして、オンラインゲームの世界で頻繁に交換/取引されている仮想グッズを、現実世界で売却される前に課税対象となる財産と見なすことができないか、という巧妙な質問を彼らは投げかけているのである。

なかなか興味深い内容かと思われます。
RMTが果たしてMMOでの必要悪かどうかはこの際置いておきます。実際問題MMOをやり始めた頃はRMTは悪だと思っていましたが、シルクロードとか基本料無料でアイテムに課金と言ったシステムでは、RMTとの違いを見極めることが難しい状態だと思われます。
特にシルクロードオンラインでは、課金アイテムを露天売りすることが出来(つまり、現金を仮想通貨に変換することが出来ると言うこと)お財布に余裕はあるがプレイ時間の短い人はこの方法でPlayするというチョイスもあり得るわけです。そう言った意味ではお金の流れが、アイテム課金RMTの境界線は販売元に行くか他の人に行くかの違いだけで見た目と機能は一緒と言うことになります。
BOTはダメだと思いますが、RMTについては最近は「別にいいんじゃん?」程度に思えてきてます。世の中の流れって奴でしょうか?

今回の論点としては、「仮想ゲーム空間での資産は課税対象たり得るのか」と言うことですね。実際にゲームをしてアイテムを売っているという人がいる以上そこにはなんらかの“相場”というのがあるはず。
逆に言うと相場が発生した以上、仮想通貨も資産たり得るのでは?と言う疑問を提示しているわけですよ。
ただ問題点は、売る側じゃないのにアイテムを持っている時点で評価されるという現行の法システムの問題点を言及しているのでしょう。
会計学上では取引が発生した時点でと言うのが基本です。なので税務関連も取引が発生した時点で課税するという方式が採られるはず。
よって、問題は起きないと思われるんですが?
仮想アイテムを固定資産と見る事は無いだろうと予測――


(雑多なことを色々と考えたのでそのうちまとめるか綺麗さっぱり忘れるかします。)