惑星騒動
24日の本日IAUの総会で決定される様子。はじめ「1個減るのか……。ゆとり教育はアメリカでもあるのか」なんて思っていましたが(嘘)
科学の定説が崩れるときを見る機会だとは思いました。
科学が発展して新しい定義づけや概念が生まれるというのは喜ばしいことではあります。
素人個人の意見では、増える方が科学の発展ぽいねーと思いました。
太陽系の9つの惑星の中で、最も外側の冥王星の“立場”が揺れている。「惑星の定義」を焦点にチェコのプラハで開催されている国際天文学連合(IAU)総会。16日に冥王星を惑星にとどめたうえで3個の新惑星を誕生させる「3増案」が公表されたが、反対意見が続出したために大幅に軌道修正され、冥王星を外して太陽系惑星を8個とする「1減案」が24日の採択にかけられる見通しとなった。
今回の騒動は、唯一のアメリカ人が発見した新しい天体である冥王星を惑星としちゃうと他の天体も付け加えなくてはいけない。と言うのがそもそもの原因。
つまり、冥王星は太陽系惑星の鬼子的な存在なのですね。
Yahoo Newsでも先日の公開討論会の様子がある。
反対論の口火を切ったのは、天体力学を専門に討議した第7委員会のアンドレア・ミラーニ委員長(イタリア)。「天文学が長年培った伝統を破壊するものだ。こんなものは科学的定義とは言えない」。同委員会がまとめた反対文書を、定義案作成者が居並ぶ壇上でたたきつけた。「たった7人で作った定義案を、なぜ受け入れなければならないのか」「惑星数が増えると、教育現場に混乱をもたらす」。他の参加者からも反対が相次ぐ。
惑星数が増えると結果的に教育現場に混乱をもたらすことはあるでしょうが、教育現場が混乱するから増やすの辞めようよっていうのはいささか目的と手段を取り違えていると思いました。
教育に科学を合わせるのは主従をはき違えているなー
科学の進歩で教育が変るのは間違っていないと思います。
ただ、「水、金、地、火、木、土、天、カイ!」って据わり悪いよなー……。カイ!って何なのよ(笑)
でも、「水、金、地、火、セレ、木、土、天、海、冥、カロン、UB313」でも座り悪っ!
個人的意見では「増えた方が夢があって良いよねー」って事で
昨日の炎上論から出てきた新しい定義
id:OguraHideo 氏からの投稿で幾つか面白い炎上の仕方を知ったので、分類してみようとおもったのです。
まず、コメントの付き方に2つの特徴がありましたね。
持論を展開するコメントと、相手を罵倒するコメントと落書きの三種類に大きく大別されます。
持論を展開する人にも、細別できるのですが、非常に論理的な三段論法や背理法を駆使する人は良いのですが、論理をすり替える人と、相手の無知の部分を指摘して本論以外の部分で討論する人、そもそもの論理の前提が証明されていない事を挙げる人などが見られました。
ただ、惜しむらくかな日本人はこういう討論が苦手な人が多いようです。
私、一度日本人の学生による英語ディベートの討論会を見学したことがあるのですが、まさにあのひどさを思い出したって感じですね(あなたは●●というのがあることを知らないだから負けだ。とか平気であるんです!)。
それでも、自分は論理的に説明しようという気概は感じるので持論を展開する人と分類します。
これらの人が見た目多いと思えば炎上(判断は完全に主観に基づきますね)
逆に、相手の罵倒が多ければイナゴって分類をします。
んじゃ、落書きはイナゴのフンって事で(笑)
OguraHideo 氏の言論の立ち位置が若干不透明な感じをコメントでは受けましたが、私の受けた感想では
- 「炎上」は記事の内容にかかわらず発生する可能性を秘めている
- 「炎上」したコメントにはわがままな主張しかない
- 匿名による安逸な状況下でそのわがままは発生する
の3点を主張したいのだと認識しています。
と、ココまで書いてOguraHideo 氏って
小倉秀夫とは - はてなキーワード
この人だったのか!(←ローマじ見て気付け自分)
と気付いた次第――
相手の氏素性とか知らないでも反駁や論理展開はできる良い結果だと思いました。
やっぱり、情報の本質は名前じゃなくてその中にある本文だと思いますよ?
所で、はてなのコメントってなりすましできたっけ?
いそいそと、なりすましは出来ない事が解ったので続きを書きます。
上記の主張に対して私は次のような主張をしています。
- 「炎上」及び「イナゴ」は全て記事の内容に寄るもので、記事の内容に寄ってのみ発生する可能性を秘めている。
- そして、その多くは非論理的である。
- 論理の対は非論理で感情の対は理性である。
- 全てのコメントは記入者の主体によって書かれる。よって受け手からは「わがまま」と観察される事象も発生する。
- 全てのコメントは狭量な受け手によって「我儘」認定される。
- だって、我儘だって認識する主体は記入者じゃないもの
- わがままは受け手の感情である以上、匿名、実名、黒木ルール問わず「わがまま」な発言は発生する
- 情報の本質は名前ではなく内容である以上、受け手にとって我儘だと受け取れる内容は発生する。
- わがままな言説をしている人なんて、匿名掲示板だけじゃなくてブログ見てればゴロゴロ居ますしね(私を含めて(笑))TVのコメンテータも我儘の極致だったりするときがありますよ。
- だって、我儘だって認識する主体は「私」ですもの。
と、言う主張です。
主張がぶつかるからってどっちが正しいとかは無いと思いますので、平行線でしょう(笑)
あるとすればどちらが合理性があるかだと思います。
Webの本質は弁護士の本質に似ています。
曰く「自由であり、権力や物質に左右されてはならない。」
そして、名前とは権力の象徴でもあります。
例えば、「あの! 小倉秀夫も読んでいる「泣き言メイン〜琴子のセンス・オブ・ワンダーな日々〜」というブログ」って記事紹介文に書けば一部の人は集まりますもの(まさに外道)
それ故、Webに置いては実名を斯様にも嫌うのでしょうね……。
炎上とかに一家言ある人らしいので
氏の主張を調べてみる。アンチが存在する程度には有名な人らしい。
氏の用語定義メモ
コメントスクラムとは「低レベルの批判や非難、くだらない揚げ足取り、ブログ主やブログ主を擁護しようとするコメンテーターを困らせまたは消耗させることを目的とした質問等が延々と繰り返されること」という定義を見つけました。
来たコメントに優劣を付けて間引きするのは、匿名発言以上に卑怯
この定義って、主観に基づいていて計量区分が無いのが問題。
コメントを受け付ける装置を組み込んでいる以上、全ての言論はオープンであるべきです。
いやなら、はずせばいい。
けど、来たコメントに優劣を付けて間引きするのは、匿名発言以上に卑怯です。
私はそんな卑怯者にはなりたくないのでね。
こんなとき、ハートマン軍曹ならこう言うでしょう。
「俺は厳しいが公平だ! 差別は許さん、低レベルの批判や非難、くだらない揚げ足取り、ブログ主やブログ主を擁護しようとするコメンテーターを困らせまたは消耗させることを目的とした質問を、俺は見下さん! 全て――平等に価値がない!」と(笑)
価値がないと思えばコメントを返さなければ良いと思います。
他者の書き込みが自由なように、コメントの返信の選択も自由であるべき。
もし荒れたらどう対処するかなと考えてみる
もし、自分のブログが荒れたなら、記事にこの文章を追加してみよう。
○月○日 □時□分追記――
「俺は厳しいが公平だ! 差別は許さん、低レベルの批判や非難、くだらない揚げ足取り、俺や俺を擁護しようとする気の良い奴らを困らせまたは消耗させることを目的とした質問を、俺は見下さん! 全て――平等に価値がない!」
君等の書き込みが自由なように、私の書き込みも自由だ! 私が気になるコメントには返信をしよう。興味が湧けば新しい記事になるやもしれん!
君等の書き込みの自由をこのブログの命運に書けて保障しよう! 喜べ! ここは法の許す範囲で自由だ!
だが、これだけは警告しておこう。
君等が嫌いな物のために他人を拒否(ゼロサム/オール・オア・ナッシング)することは、君等を孤立させ、君等の信頼を失墜させるだけだ。
改めて言おう、私は君等の意見を否定しても、君等を拒否しない!
さらに荒れるだろうな(笑)
むしろ、確信的に炎上するための燃料を追加してる感じだ。
この、微妙に見下した感じがさらに効果を倍増しそう〜♪
あ、上記文章も自由に改変してお使い下さい。ケチなことは言わないぜぃ!
と、ここまで書いていたらタイトルのとの乖離にビックリ
全然タイトルと違うことやってるジャン!
改めて分類作業をしましょう。
今回の素材集(焼け跡とも言う)
http://chk.livedoor.biz/archives/3212621.html
オーマイニュース 「嫌韓」でブログ「炎上」 - ライブドアニュース:まとめ
http://aikouemura.exblog.jp/3488972/
http://plusdblog.itmedia.co.jp/naskal/2006/07/windows_xpwindo_308e.html
http://72.14.235.104/search?q=cache:pmphxWDaD0kJ:blogs.dion.ne.jp/tanimidori/archives/2846299.html+%E8%B0%B7%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8A&hl=ja&ct=clnk&cd=2&client=opera
http://matsuzawa.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_58fd.html
1.「署名で書く記者の「ニュース日記」」問題
発端は、6月26日に小池新氏が執筆した記事
こんなことを書いたのは、しばらく前から気になっていることがあるからだ。それは、この日記のBlog版が載っているlivedoor Blogというサイトの「社長日記」というコラムだ。(株)ライブドアCEOの堀江という人が毎日書いていて、本人の写真も載っている。内容はといえば「トータルワークアウト」(清原選手や千代大海がやっているフィットネスだろう)をやって筋肉がどうなったの、上海に行って何を食ったの、マッサージがどうの、映画や芝居を見てどうだったのだ。
もちろん、ご商売のことも書いておられるが、はっきり言って、これこそ「スノッブ」以外の何ものでもないと僕には思える。要するに「成功した青年実業家とは、こういうふうにしているものなんだよ」というやつだ。たしかに、livedoorはBlogで成功しているようだし、僕もこうした新しいメディアが広がってほしいとは思う。が、そのこととこのことは全く別だ。いかに商売がうまくいっているといっても、この程度の内容を載せて、結果的に若い人たちをだまくらかすのはちょっとどうかと思う。さらに言えば、社長の日記をトップページにシルエット入りで紹介しているというのは、一体どういう神経だろうか。
ちょっと言いすぎたかもしれないが、こういうのが鼻持ちならないというやつだ。読んでいる人たちにはぜひ言いたい。こんなのにだまくらかされていてはいけない!
と言う文章に端を発しています。
2.オーマイブログ事件
いきさつと推移
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid_2273013/detail
http://www.ohmynews.co.jp/blog/ブログ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/heiwa/nipponni/archive/news/20060801ddm041040144000c.html燃料
3.上村愛子事件
亀田興毅くんの世界タイトルマッチに興奮です(>_<)
よかったねー!
がんばったねー(T_T)
今日の涙をみて、すごい素直な人で
すごい努力家というのが伝わってきました(>_<)
本当に感動しました。
愛子もがんばらなきゃ!(>_<)
うー!
本当によかったね!
あー、Liveでいい人間をみれたわぁ。
お父さんよかったね(>_<)
興奮さめやらぬ愛子より
4.メイリオフォント事件
http://plusdblog.itmedia.co.jp/naskal/2006/07/windows_xpwindo_308e.html
そーいや、結論どうなった?
5.谷みどり事件
http://72.14.235.104/search?q=cache:pmphxWDaD0kJ:blogs.dion.ne.jp/tanimidori/archives/2846299.html+%E8%B0%B7%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8A&hl=ja&ct=clnk&cd=2&client=opera
お上からのお達しでサイトはひ閉鎖
6.神奈川県知事事件
http://matsuzawa.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_58fd.html
まあ、このくらいでいいか……。
一般的な見方に
- 「こいつらは〜に決まっている」的な主張をするから炎上する
- 筆者の社会正義がネット世論が考える社会正義と大きく乖離している場合に炎上が起きる
- モラルに反する発言、時流に反するような発言をしたから炎上
などが挙げられていますが、5番や場合によっては3番、1番が当てはまらなくなります。
なので、一般的な原因としてはまだ解明されていない因子があると仮定します。
(続くのか!?)
ああ、スタンスの違いがわかったよ
コメント欄も荒れたら荒れたで其れなりに風流だと思っている人間と、その辺のワビサビを介さない人がいるって事よ!
荒れるというのは言論封鎖じゃないと思うんですが、むしろクレームに近い存在。
ネットのクレームだけじゃないです。リアルだって同じです。
もし、自分の会社で不具合な商品だして社会的な問題起こしたときにうちの広報部がクレームの電話に出ないなんて真似はしませんし、させません。
それが、自分の商品に対する責任と言うものでしょう。
たとえ、相手のいい方が品位に欠けようと何だろうとそれ相応の対応をしなければ、別なところに問題が噴出するだけでしょう。
「俺の名前なんてどうでも良い!」とか
「貴女の会社の商品について私の名前や住所とはまったく関係ないことでしょう!」
言われることもあるのではないでしょうか? だからといって、彼ら彼女らの意見を悉く無視するのは愚策としか言いようがありません。
クレーム処理のクレームの内容が外部の人にも見える状態になってるだけで違いはないです。
また、クレーム自体は自社の製品に寄らず相手の勘違いだってあるでしょう(ex.半熟男の例など)。
そこで、それ相応の対応が出来た会社は強い会社になるのだと思います。
相手の意見を真摯に受け止める。例え罵詈雑言であっても、そして受け止めた上で対応する。
Webの生き方とリアルの生き方にまったく差は無いのでは無いでしょうか?
だって、結局は人同士の関係になるのですから。
商品が悪くてクレーム来たのを「クレマーが悪い!」って内部の人が言うのは可笑しいでしょう?
つまり、そう言うことです。
金銭の発生が無いから勘違いしやすいですが、Blogの記事は情報であり商品です。
無料で配った商品に不具合があっても、ヤッパリクレームは受けるべきでしょう?
つまり、炎上を受けた人が取るべき行動は常に、紳士たれ!と言うことだと思います。
まとめ
大体以上で、数日間におけるブログの炎上に関する原因・過程・結果について言論出来たかな。
炎上の原因は、記事の非論理性にあること。
そして過程は、読者の自己中心性(いい方悪ければ、読んだ読者のフラストレーション)によって発生→記者の対応の不備(または、記者の自己中心性)によって悪化
最後の結果は、生き残るブログとそうでないブログに別れる。
また、補足して言うと炎上とネットイナゴは別物であるという事。
炎上は論理(又は見せかけの論理)が比較的散見するもの(大体コメント総数の10%以上位の閾値があれば炎上って言ってもいいかも?)
イナゴは感情が主体、炎上とは違い論理コメントがほぼ皆無に見えるもの。
ネットイナゴの開発者(謎)ekken氏がイナゴってーのはそんなんじゃねーとかあれば、別の名前にするので別の命名考えてみようかな*1……。
今回は論理主体の炎上について考えてみました。
ちなみに感情主体のイナゴについては、こちらで言及してる。
対人レーザー・老人マスコミ・カウンタ・空気 - 泣き言メイン(琴子のセンス・オブ・ワンダーな日々)
ほぼほぼ真逆な意見に見えるかも知れないが、自浄能力の無い方が実は記事の作成者だったらそいつが悪い!理論で構成されているから。
突っ込まれる前に書いておくね