ふわふわな世界の構築に向けて

責任問題云々はともかくとしてだ。全ての製品が小学校向けに作られているわけではないのだから、ある程度の安全基準を満たしていれば利用すべきであり、完全に安全なものや危険を全て回避する事が出来るような製品という幻想は捨てるべきだとは思います。
製品や設計の所為にするといった、責任転嫁も如何なものかと思います。

まず、現場写真を見て設計上の問題を感じずに、親のせい、子供のせいにするようなバカの作ったものは、システムだろうと物理的な製品だろうと一切使いたくない。エラー処理とか甘そうだし、エラー処理ろくすっぽやってないことを棚にあげて、「普通そんな使い方しないでしょ」とかいいそうだ。

クルマの設計上の問題は「鋼鉄」で出来ているのが問題で、柔らかいマシュマロ素材で作れば死亡事故はなくなる! なんて臆面もなく言える根性を持ってない琴子には理解しがたい感情ではあります。
コンニャクゼリーが設計上の問題が存在するから喉を詰めて子どもが死んだなんて論法と同じくらい突飛だなぁって思うわけでして……。コンニャクゼリーに空気穴付ければいいのかなぁ? *1
あと、天窓に人が乗る事を想定した安全設計は求められてい無いと思うな。
後、学校側でも通常の屋上への出入りは鍵を掛ける事で入れないようにしてたらしいし、設計および管理上の責任はないでしょう。今回の事故だって授業時間中であり、引率の先生が居た事で安全管理を行ったという認識になると思います。
屋上には天窓だけではなく他の危険も想定されるわけですから、先生がいちいち全ての危険性について言及する必要もないと考えられます。それこそ、AI(人工知能)のフレーム問題で、安全について説明するだけでその授業は終了してしまうと言う笑っちゃうような事態が想像できそうです。