被害の実例について

などと考えている内に実際に第三者的立場の人が削除してしまい。本来の著作権利者の利益を損ねたと言う話しが上がっている。
三者的な自主的パトロールで動画を削除
「ニコ動」、アマチュアバンド映像誤削除で謝罪 - ITmedia NEWS
確認を取らずに消してしまった。
と言うのが今回の問題だったのでしょうか?
 
違います。この問題の一番の発端は、著作権利者の申請が出ていないのにもかかわらずに削除してしまったという事が問題なのです。
確認なんてのはいりません、実際に著作権者からの申請が出るまではそのデータはグレーであっても白と認識すべきです。
推定無罪の原則」ですね。

  1. 権利者の甲
  2. ニコニコ堂の管理者、乙
  3. データが灰色を見つける人、丙

の関係であれば、丙が乙に連絡するのではなく、直接丙が甲へ連絡し、甲が乙に申請するってのが正しい手順でしょう。
それを、丙が乙に連絡して乙が甲に確認するッテのは手順的におかしい。それこそ、乙の負担が増大することになり、プロバイダ責任制限法の本来の精神に反するものです。甲が申し入れない限り、乙は丙から連絡受けても「甲からの直接の申し入れが無い限りは原則白」とばっさり切るべきだという事。