神事

えーっと、夏至というか夏に至ってから半夏生あたりには、夏越の大祓えがありますね。

春秋(6/22)
 「陰が極まり陽に変じる日」が冬至なら、夏至は「陽が極まり陰に変じる日」だ。柚湯(ゆずゆ)に入ったりカボチャや小豆(あずき)粥(がゆ)を食べたりする冬至と違って、これといった夏至の習わしがないのは、縁起の良い一陽来復とは対極にある日だからか。

中臣の大祓え(延喜式)を奏上するんですよ?
民間では「茅の輪(チノワ・チガヤノワ)」を3回八の字にくぐる神事としても有名でしょうか。
くぐり方は「水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」という古歌を歌いながらくぐる地域と、「蘇民将来の子孫なり」と唱える地域があります。
あと、ヨーロッパでは緯度が高いため夏至は重要なポイントだったので、さまざまな風習がありますね。
もともとは、キリスト教伝来ではないのですがいつごろか習合されたようです。
このあたりの詳しい内容は、「金枝篇」に詳しくのっています。
もともとは、妖精の祭りの形態みたいで、「豊穣」とか「収穫の祈り」が元の様子。カカシを川に投げ込んだりする地域もあるんだってさ。
真っ黒のカカシらしいよ?
あと、白い女王を御輿に乗せるって地域もあるんだそうで、一度見てみたいとはおもいますね。