徒然事をシャープに語る練習
物事をシャープに語る
大体メッセージ性として、シャープに語るには5行が限度だと言える。
1行、最大70文字が限度。
もちろんシャープにする分途中の思考経過は削除される。AならばB、BならばC、CならばDと言う部分がすっかり抜け落ちて、AゆえにDとなる。
これは、洗練ではないアジテーションの技法だ。
文学る
コンテクストを見定める上でもっとも重要なものは、
「そこに何が書いてあるか」であって、
決して、「書き手が何を意図したか」ではない。
作品論としては非常に注意すべき部分だ。
ロボットの心
ロボットが心を持ったときの危険性は、
制作者のプログラムミスによる部分が多い。
そう言った見方ではアシモフの「I'm Robot.」は興味深い。
そう言った見方では、「フレーム問題」は興味深い対象となる。
ロボット三原則
- ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
- ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
- ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
【Three principle of robotics ・AIBOversion】 「ロボット工学三原則・AIBO版」
AIBOを開発するにあたって、ソニーは、次のようなロボット三原則を定義しました。
- 《第一条》
- ロボットは人間に危害を加えてはならない。
自分に危害を加えようとする人間からも逃げることは許されるが、反撃してはいけない。- 《第二条》
- ロボットは原則として人間に対して注意と愛情を向けるが、 ときに反抗的な態度を取ることも許される。
- 《第三条》
- ロボットは原則として人間の愚痴を辛抱強く聞くが、 ときには憎まれ口を利くことも許される。
らしい。
フレーム問題
先ほどから「フレーム問題」という単語が出ているが、はてなのキーワードリンクにないので補足説明。
フレーム問題とは「一連の作業や目的について、何処までを問題とするか」と言うはなしである。
例えば、ロボットAが買い物をする場合。
買い物に行く場合でも、想定し得る問題は多岐にわたる。例えば、移動中に人が倒れていたら。お店がやっていなかったら。買い物するアイテムが無かったら、途中で地震が起きたら等々……。
こういった、あり得そうな事例からまったく想定しなくても良い問題までのどの範囲までを、ロボットの行動の範囲として割り当てるかと言うのがフレーム問題です。
人間にも何か行動する場合に、通常の人では思いつかないところで躊躇してしまう人がいるので、(神経症とも言いますか?)あながちロボットだけの問題とも言えないですね。
宇宙人
宇宙人が居ない証拠――「宇宙人が未だに襲撃してこない」
って、宇宙人がそんなに野蛮だとは思えない。
大体地球までこれるだけの技術があればそれなりにテラフォーミング出来るだろう。
つまり既存生物を破壊してまで侵略する意味合いが薄いってだけ。
まだまだ、地球人は野蛮です。
存在
そうよ、世の中には4種類か存在しないのよ。
- 自由意志を持っていると信じている自由意志を持った自動機械
- 自由意志を持っていると信じている自由意志を持ってない自動機械
- 自由意志を持っていないと信じている自由意志を持たない自動機械
- 自由意志を持っていないと信じている自由意志を持った自動機械
ゾンビ
人工知能を考える上で「知性」と「心」を分離することが上げられる。
哲学的な思考実験で言うところの「哲学的ゾンビ」の問題だ。
このようなゾンビが居たとしても外部の観察者には峻別できないという点において、
先の質問と同様の質に落とし込むことが出来る。
だから
対話の相手が「自動機械」か「自由意志を持った存在」かは
コペンハーゲン解釈だと、聞くまでは不定。
エヴェレット解釈だと、聞いた時点で観察者の世界はそこに固定される。
ファインマン解釈になると文学的に面白くないのでパス。
文化
生活に不要なものの総体。
人類において無駄こそが文化である。
この辺に合理主義と私の立場の乖離があるんだろうな……。
文化を愛する完全な合理主義は存在し得ない。
格差社会
誰が言ったか覚えてないが
「人種や性別や国籍、宗教・思想で人を差別してはいけないのに、能力で差別することだけは認められているのは何故か?」
と言う疑問があった。非常に面白い見方だと思ったけど。
差別・区別論はネタとして使うだけなのでもう少し真面目に考えてみる必要があるかも
仙台に天使が……。
科学者を目指す少女に科学の魅力を伝えるため、東北大は7月から、同大の理系女性大学院生の希望者を「サイエンスエンジェル」として、仙台市内の小、中、高校に派遣する。
エンジェルは40人ほどの予定で、現在募集中。今年度は仙台市内の学校で、科学の魅力を伝えるほか、オープンキャンパスで女子高校生らの話し相手になる。来年度以降、エンジェルたちの出身校への派遣も検討している。また、エンジェル間のネットワークも作り、交流を図る計画だ。
特に言説は持たない(てか、持ちたくない)。
無難な表現だけすれば、科学に興味を持たせることは良いことですね(手段はアレゲでも)。