高貴なる義務

ヨーロッパなどではノーブレスオブリージュ(Noblesse oblige)って言葉があります。
元はフランス語なんだけどね……。
直訳すると「高貴なる義務」語源は「高貴なる者、身分に見合う行動をせよ」と言う警句です。
フランスの政治家ガストン・ピエール・マルクが高貴な身分に伴う社会的義務を強調しながら初めて使ったらしいです。
日本でも「人の上に立つのならば。。。」って感じで個人的には好きな言葉でもありますね。

23日付の英紙メール・オン・サンデーは、チャールズ皇太子の二男で今月陸軍士官学校を卒業したヘンリー王子(21)が「特別扱い」に反発、同僚と同じ待遇で紛争地帯の前線に派遣されなければ除隊も辞さないとの意向を上官に伝えていると報じた。

特にイギリス当たりではこの信条は堅く、第二次大戦でも貴族が率先して戦闘にでたので、伝統としてそう言うのが残っているんだろうなと思った次第。
昔の騎士道みたいに「やぁ、やぁ、我こそは!」って馬上の戦いしている訳じゃないので、軍的にはお荷物を危険地帯に置いておくのもアレだしなーって感じでしょう。
ま、ヘンリー王子は三男だし、王室の立場としては「イラナイコ」なので、三男には三男の意地と野望があるのだろうなと思ったり。