メディアリテラシについて考えてみた

んー、朝日新聞は細かいニュースをよく拾ってくるので便利です。
が(この場合の「が」は鼻濁音)、最後の段落は記者の憶測と主観なので読む必要はありません。

つまり、情報を流している方も取捨選択された情報を垂れ流しているのだから、受け取る方もそれを意識して、複数の情報を見たり、ソースが適正は判断するべきだという話し。
当たり前のことですが、当たり前に出来ない「踊らされている」人も居るので結構落とし穴があるんだろうなーと感想。

先の国会審議での偽メール問題これもメディアリテラシが足りなかった一国会議員の寄るところになるわけですが、結局、事実無根または歪曲された・ミスリードされた情報に踊らされた人が悪いという風潮(この風潮に関して善悪は持っていません、ただそういう思考が一般的に敷衍されていると言う事実があるだけです)があるわけで、踊らされた人にも一定の責任があるわけです。
例えば、脅迫によって奪われた物を、第3者に転売されても取り返せる。のに対して、詐欺によって奪われた物を、第3者に転売されたら取り返せないと言った騙された人にも一定の責任が課せられているわけです。

福田官房長官の在任時の発言で印象に残っているのがあります。
「天下の新聞が書いてるんですよ」と声高に言いよる記者に対して、
福田氏の「まあ、お金を出して買った新聞ですから信じたい気持ちも解りますが…」と言う発言です。
結局年金問題で菅氏を道連れにこけちゃったのですが、ああ言う切れ者風味な政治家も少ないなと思ってしまうわけです。
はえっと、細田氏でしたっけ? 彼は毒が足りないですな、資質はあるのにw
プレス・セクレタリーに必要な資質はバランス感覚とパフォーマンス性だと思います。
彼にはバランス感覚はあると思うんだけどねー