間食(おやつ)論

最近私の周りの子持ちの親が言うには、子どもにおやつを食べさせない親がおおいそうだ。
絶対間違ってるって思うんだけどね……。


ま、おやつ好きな私が言っても説得力無いので、論理武装してみるテスト。


基本的に子どもにおやつを与えることで発生する利点は3つあると思う。
1つは栄養学的利点、2つめは精神的な利点、3つめは教育的な利点である。
1つめの栄養学的な利点とは、子どもの必要エネルギーと、一度に食べられる量の齟齬から発生する栄養補助的な意味合い。子どもの体重1kg当たりに必要エネルギー量は、2倍近い(幼児の場合は大人の2〜3倍のエネルギーが必要)。
子どもの場合、消化吸収器官が未発達でエネルギー効率も悪く、多くの物を一度に処理することが出来ない。そのため、間食を食事の代用してみる考え方。代謝と水分補給の面から見ても重要だと思われる。
2つめ、精神的な利点とは、子どもにとって一種楽しみと言えるおやつは、通常の食事とは違った雰囲気を持っていて、一緒に食べる人も家族の他にも友達と食べると言った環境がある。そう言った部分でのコミュニケーションのツールとしてのおやつの存在。
また、おやつという形態の特徴でもある子どもの好みを取り入れやすいので精神発達の一助となる。
3つめ、教育面から見た利点とは、しつけや健全な食習慣を形成するための栄養教育の効果的な場と言う見方。食事のマナーや衛生管理(食事の前には手を洗う等)の側面から健全な育成に繋がるという見方。また、一緒におやつを作ると言うことから作ることの喜びや素材に対する知識を植え付けるのにも役立つと言う利点。


前提条件としてスナック菓子とかは想定外。
量についても、胃に残らない消化の良い物を基本。
エネルギー自体も1日に必要なエネルギーの1割から2割程度のカロリー。
スナック菓子なども袋で与えるのではなく、適宜管理する必要がある。
これらを踏まえればおやつは非常に重要な物だと思う。


と、言う理論はどうだろうか?