読み始めました
- 作者: 向山貴彦,宮山香里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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ノルウェイの森*1とかハードカヴァーだと赤と緑の装丁で「おぉー」とか思って買いましたし。
片山恭一*2のデビュー作「きみの知らないところで世界は動く」の初刊本は装丁が非常にCool!でした。おそらく当時はかなり無名な人でしたが、セカチュウが流行ったときに自慢できた本です(笑)。10年も前からこの作家には注目してたんだよー!って言えただけの話しですが(ぉ
よく練り込まれた世界設定って結構好きです。
まだ、読み始めですが、「ああ、よく構築できてるな〜」って思うところがちらほらと……。
やはり、物語性の質というのは「世界構築」にあると思うわけですよ。
自分が物語を作るときは、世界構築から入りますしね、奈須きのこなどもこの世界構築が良くできているので大衆受けしてるんだろうなと思うのです。
自分が振り返ってみると、結構世界設定が細かく構築されている物語って自分の中のランキングとも相対していて面白いなと思いました。
小川一水氏なども、好きな作家の一人ですが、氏も綿密な取材を行っていると噂に聞いています。SFをやるならいかに現実とスライドさせた世界を構築出来るかが問題になるわけですが、ちょっと最後がグダグダだった復活の地とか導きの星とか第六大陸*3とかなども調査されてるなーって感じを受けたので気に入っています。
んでだ、今読んでる本もそんな臭いがぽプンプンしているわけですが、久々のヒットっぽいので先に載せておくと言う感じです。
上下巻で幻冬舎文庫(実は始めてこの幻冬舎に手を付けたかも?)なので、まあ、アレ*4です。
*1:
*2:アレですね、「セカチュウ」の人
*3:こっちはあんまりグダグダ感は無かったかな?
しかしながら、小川一水氏はラストがグダグダだっていう感覚はあります。本当、惜しいんだよなぁ……。
*4:お察し下さい