温度差について

http://d.hatena.ne.jp/ululun/20060209/webcommunication060209
テキスト系ニュースサイトとの付き合い方について疑問を提示しておられるようです。
私自身、6年くらい前から数年間えっちらおっちらテキスト系ニュースサイトを運営していました。Blog成る言葉がまだまだ出来ない状態で、自作のCGIを駆使してGoogleの検索に引っかかりやすいように、HTMLファイルを吐き出す形にした。トラックバックってなんぞやって時代のものです。
日平均で600-1000pvくらいあったかな?(色々とおとなの事情ってのがありまして閉鎖しましたが)
トラックバックなる言葉が出る前からニュースサイトとして立ち上げて生きながらえている。
つまり、それだけの大手に成ってくるとそこからのアクセス数は非常に大きいものとなると、言えます。
そんな当時でも、自分の記事や他に紹介してくださったニュースサイトさんの交流はありました。主に掲示板を使ってですが、メールでのやりとりももちろんありました。
むしろ、リンクはお好きにと掲げていたのにもかかわらずメールでリンクしました報告とかあったり、極々小さなコミュニティーが形成されていたわけです。


少し考えたこと

どうしても伝えなければ成らない事があれば、BBSに書き込んでも良いでしょうし、メールでやりとりをしても良いのではとは思います。
ですが、この方法を取るのは相手が酷い錯誤をしている場合ぐらいにしか使わないですね、あからさまに悪意があると思う場合は、わざわざ反応するほど私の人格は形成されてません。
基本的に自分の意見を言いたい場合はわざわざ相手の陣地まで行って書き込みするよりも、一つの記事として自分の考えを述べて、前の記事にトラックバックを打つっていうのがスマートだと思います。
さらに、どうしても見て貰いたい場合は、単体記事の下に「**追加記事」と入れておけば記入後にリンクから飛んできた人にはその記事も読めると思います。
文章や記事は一回書き込んだら二度と書けないというわけでもないので、何処を変更したかが解るように書き込めばそれ以降の誤解や意見の足りない部分は補うことが可能だと思います。
以上のことから、質問1及び2に対する私なりの解答は、次のような形になると思います。


相手の意見に対する反論か?
 No↓ Yes→相手のサイトにBBSがあるか?
  ↓    No↓ Yes→BBSで反応
  ↓    メールで反応
 自分の意見を補足・変改か?
  Yes→自分の記事に追記

ちょっと見づらいかも?

コミュニケーションとツール

私はBlogをコミュニケーションツールとして見てますが、中には「王様の耳はロバの耳」って感じで、自分の意見を吐露するだけの使い方も出来るのですから、多様性という意味では非常に健全だと思います。
あくまでツールなわけですからどのような使い方をしても良いかと思います。
深い対話をしたい方もいるでしょうし、そうで無い方がいても全然問題ないと、いや、多様性という面ではむしろ健全とも言えましょう。
私の知り合いで「ナイフを集めるのが趣味」という友人が二人ほどいます。一人はケースに入れて飾ってますし、もう一人は、それぞれの用途に合わせて実際に使っています。どっちが悪いとか、変だとか無いと思いますし、この二人の友人は相手の考えも認めて友人付き合いをしてます。
コミュニケーションって、つまりそう言うことだと思います。