太陽系第10惑星!?

太陽から約145億キロも離れ、太陽系で最も遠い軌道を回り、明るさなどから判断して、冥王星と同じか、最大1.5倍の大きさがあるとしている。冥王星と同様、表面は岩状となっており、氷で覆われているという。

一時期、太陽系の第9惑星である冥王星が見つかったのは1930年のことでした。ところが、それを発見したアメリカのトンボー博士が死去した97年以来冥王星を見直す動きがあったんです。
直径2300Kmと地球の衛星である月よりもチッチャイし、軌道も楕円軌道を通っていて他の惑星の円軌道から大きくずれているし、軌道面自体も他の惑星は揃っているのに17度も傾いていたりとほかの惑星と異なる点が多い。
それだけならまだしも、地球や火星のような岩石型の惑星でも、木星土星のようなガス惑星とも違って、表面はメタンの氷に覆われてる。
近年冥王星の外側に、冥王星より小さい小天体が70個くらい見つかっている。太陽系の外殻にカイパーベルトと言う小天体群があるためです。
そのためIAU国際天文学連合)からも一度協議が出て、異例の文書を公開した事もありました。
手な訳で、認定作業にも偉く時間が掛かるのではないかなと思ってみたりして。