本日代休!

久々に平日休んでみた。
と、言ってもすること無いんだけどね;;
取りあえず読書なんかしてみたりと、まったりと生活

小指の先の天使 (ハヤカワ文庫JA)

小指の先の天使 (ハヤカワ文庫JA)

神林ワールド炸裂って感じで良かったです。
短編集ですが、それぞれのテーマが密接に絡んでいて面白いと感じました。
「抱いて熱く」1981年SFマガジン発表
「父の木」1990年
「小指の先の天使」1992年
「猫の棲む処」1993年
「なんと清浄な街」2000年
「意識は蒸発する」書き下ろし(2003年単行本化されたので2002年?)
と20年の開きが有るのに違和感を感じさせないのは驚きに値します。
良いSF程時間変化に頑なに抗うと言う典型です。


個人的に好きなのが、「抱いて熱く」でしょうか、初期の情熱が熱く残っていて猫が出ない時期の作品です。
神林作品のキーワードに猫が有るのですが、出ない時期の作品も結構力強くて好きなんです。なかなか、書店ではお目に掛かれませんがねTT