ゲーム脳

http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2006/02/post_f804.htmlより
ネット界隈では「似非科学」の筆頭候補である“ゲーム脳”ですが、世田谷区の主催で「ゲーム脳講演会」だそうです。健康づくり課が窓口になって、教育委員会も共催しているとのこと……。
世田谷区の教育基本方針でこのような事が書かれていました。

1. 地域とともに子どもを育てる教育
【基本的な考え方】
子どもを取り巻く環境は大きく変化しました。核家族化が一層進み、地域でのコミュニケーションが薄らいでいく一方で、テレビ、インターネット、携帯電話などメディアや情報機器がすっかり浸透しました。子どもたちが家庭や地域で、人や社会とのふれあいを通した様々な実体験を重ねていく機会が失われつつあります。
「知、徳、体」のバランスが整った、生きる力に富んだ子どもを育むために、社会とのかかわりや豊かな体験を通じ、自ら学び、育つための環境を再構築していかなければなりません。

ま、該当はこの辺かなぁ……。
に、しても科学的根拠が薄い事を教えるっていうのは危険だよねぇ
アメリカにもあるじゃないですか、聖書を唯一神聖なものとして進化論や地動説は学校で教えてはいけないって所――特に、南部には多いらしいですね――。
海の向こうの笑い話って訳にはいかない現実が日本にも出てきたと思うと少々悲しいところだと思います。
科学も万全ではないことはもちろん我々は知っています。
長年の定説が覆されたって事も一回じゃありませんしね、それでも、いや、それだからこそこういった事には慎重になった方が良いと思います。
森昭雄氏の問題点はそれをあたかも科学であるようないい方をしているところです。
それがなければただの教祖か(笑) ――心霊療法と違いが見えないし

教育という現場を間近で見る職業をしている者としては大いに憂慮すべき事だと思います。理科の先生が地球が回っているのではない太陽や星は地球を中心として回っているんだ!と力説しているくらい恐い事だと思います。